「生物教育」編集委員会からの重要なお知らせ
「生物教育」編集委員会
委員長 渥美 茂明
「生物教育」刊行へのご協力を賜り,委員会一同感謝申し上げます.現在進行中の社団法人への移行に伴い,「生物教育」刊行の事業も多くの見直しが必要となっています.2014 年度の理事会で「生物教育」の刊行について下記の4 点の変更が承認されましたので,その詳細をお伝えいたします.詳細は投稿規定と作成要領をご覧ください.
1.別刷りの廃止について
現在,研究論文と研究資料・研究報告の著者に50 部の別刷りを無料で提供しています.また,他の学会誌に比べ低料金で追加の別刷りを承っています.決して安い料金ではありませんが,別刷りの印刷と製本の実費は料金を上回り,研究論文等を掲載するほど赤字を作り出す状況になっています.「生物教育」刊行を維持,継続するために2014 年度の理事会で,第56 巻から別刷りの著者贈呈と販売をやむなく取りやめることとなりました.別刷りの販売に代えて,著者に印刷グレードのPDF を販売することとなりましたので,ご利用ください.
2.判型の変更について
「生物教育」は長らくB5判で刊行されてきました.B5判は教育界では長くなじみ深い判型でしたが,最近は教科書をはじめ,様々な文書がA4判で提供されるようになりました.また,学術雑誌の多くもA4判で出版されています.これらのことを考慮して「生物教育」もA4判に変更することになりました.判型が大きくなりますので,写真や図版も今までよりも大きくすることが出来ます.
3.電子投稿の受付開始について
「生物教育」では査読によって投稿原稿の掲載の可否を判定しています.査読者との原稿の送受,著者への原稿の返却等,多くの通信費が掛かります.1件の投稿原稿が掲載されるまでに,最低でも2400 円ほどの通信費を要します.刊行経費を削減する必要から,電子投稿を受け付けることとしました.編集委員会へのメールに原稿を添付,あるいは,原稿ファイルを格納したCD−ROMやDVD−ROMを委員会にお送りください.もちろん,従前のように紙媒体に印刷された投稿も受け付けます.
4.刊行回数の変更
最近は年4回の刊行をうたってきましたが,3号と4号の合併号を度々完納する状態になっています.また,3・4合併号には,冬の全国大会における発表の要旨を掲載してきましたが,多くの要旨が,大会で配布される要旨集に掲載されているものと変わらないという指摘があり,この度,生物教育の刊行を年3回とし,全国大会の要旨を再録することを取りやめることといたしました.