2014年11月12日に「睡眠リズムと生活習慣」をテーマに,福島県平田村の蓬田小学校で講演会が開催され,講師にサポーターの相澤信氏が委嘱されました。村内の教員,保護者,学校医をあわせて40名の参加者を対象に,以下のような内容で講演が行われました。
1.なぜ眠らなければならないのか?
2.眠りたいのに眠れぬ若者の実態
3.生物時計の基礎研究
4.ヒトの体内時計はどこに? “早寝・早起きの習慣は最大の贈り物”
5.宵っ張りの朝寝坊? “夜更かし・朝寝坊は百害あって一利なし”
6.夜更かし・朝食抜き・ジャンクフードの問題点
7.夜型の生活リズムの見直し “生物時計を意識した生活を”
講演依頼者からは「長年のご自身の研究を生かした貴重な講演で,実績に裏付けられた内容なので説得力があった。生活リズムの乱れは都市部も本村のような山間部も差はなく,大変参考になった。」との評価を受けました。また,参加者からは「睡眠と体内リズムの関係,朝食の大切さなど,科学的な視点から話が聞けたことが良かった。」「子どもの健やかな成長のためには,睡眠が大きくかかわっていることを改めて認識できた。理由も含めて子どもたちや保護者に伝えることで,生活習慣の見直しに努めたい。」などの感想がありました。
講義を聞く受講生の皆さん