「環境保全活動」として急速に広がりつつあるケナフ栽培やビオトープづくり、身近な自然
を取り戻そうと放流されるメダカやホタル。しかしこれらの行為は、かえって環境破壊につな
がってしまうこともあるのです。
それはなぜなのでしょうか?では、どうしたらいいのでしょうか?
本書は、生物多様性保全の視点から生き物を扱うルールについて掘り下げ、今後の自然
保護体験活動のあり方を提案します。
(カバーの内容紹介文より)
(内容)序章 ちょっと待ってケナフ!これでいいのビオトープ?/第1章 なぜケナフは注目されているの?/第2章 広がるケナフの輪/第3章 ケナフの疑問-帰化の可能性/第4章 ケナフは本当に地球に優しいか?/第5章 外来種って、何?/第6章 国際的に保全が叫ばれている生物多様性/第7章 善意が引き起こす環境破壊/第8章 これからの体験活動を考える