日本光合成学会より、下記のような連絡がございました。
高校などの教科書では、光合成色素の吸収スペクトルが必ず載せられていますが、掲載されるグラフをデザイナーが絵として書き直すことに起因すると思われる不自然なスペクトルが掲載されている例も散見されます。
この状況を改善するために、日本光合成学会では、グラフ作成ソフトやエクセルなどを使ってデジタルデータを元に正確なスペクトルを誰でも描けるようにすることを目的として、光合成の吸収スペクトルのデジタルデータを公開することにしました。
研究、教育、書籍への掲載、商用利用など利用の目的によらず、だれでも無償でご利用になれます。
詳しくは日本光合成学会「光合成色素のスペクトルデータ」をご覧ください。
光合成研究者以外でも、講義や授業で教える場合や、生物の教科書を執筆する場合などに、光合成色素の吸収スペクトルを利用する場合もあるかと思いますので、多くの方にご活用いただければと存じます。