2013年11月17日,「変わる生物教育をどう受け止めるか」をテーマに,高等学校向け教材作成会社の編集者や高校教員などを対象に実施された生物教育サポート事業の報告です。講師として,生物教育サポーターの中道貞子氏(生物教育研究所)が委嘱されました。
内容は,
1.なぜ,このような改訂になったか
2.新学習指導要領の概要
3.「生物基礎」の特徴
4.「生物」の特徴
5.教科書はどのようにつくられるのか
6.考えておきたいこと
についてでした。
受講者アンケートでは,講演について「とても参考になった」「参考になった」がそれぞれ約4割で,とくに編集者にとって大変参考になったようです。参加者からは,「『なぜこの改訂か』からお話いただいたので,わかりやすかった。」「進化の概念を根底にもち,多様性と共通性という流れではじめに教えることで理解を促すということが興味深かった。」「教科書をつくる側の意図,教科書のつくられ方,学習指導要領が目指したものなどを知ることができ大変有意義でした。」などの意見が寄せられました。
講演資料(PDFファイル:ダウンロードして使用される場合は出典を明記して下さい。)