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過去のお知らせ

2013年12月13日

生物教育サポート事業報告No.12

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2013年12月1日,「きみは本当にアリなの?~その進化のしくみに迫る~」という演題で,神奈川県内の生物系自由研究コンクールの受賞式講演が行われました。講師は,生物教育サポーターの山野井貴浩氏(白鷗大学講師)が委嘱されました。小学校1年生~中学校3年生までの受賞者とその家族を主対象として,「アリグモの進化」と「DNA抽出実験」の2部制で実施されました。前者は,プレゼンテーションスライド・映像・ワークシートを使用し,昆虫とクモの違いの観察とアリグモの進化についての考察の講演でした。後者は,簡単な器具を使用してのDNA抽出実験の演示と参加者による実験指導の後,生物の進化とDNAの関係についての講義でした。

実験や観察スケッチを取り入れ,かみ砕いた詳細な講義と質疑応答に,小1~中3,またその保護者まで全ての参加者から「大変わかりやすく勉強になった」と,大好評との評価をいただきました。

主催者(公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団)からは「『対象者の年代が幅広く,簡単な実験を織り交ぜて』との依頼条件に100%対応していただき,非常に素晴らしい講演でした。今後もご依頼したいと考えます。」とのコメントが寄せられました。

 

アリグモの観察.jpg

アリグモの観察

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DNA抽出実験