1月12日の総会終了後に2012年度日本生物教育学会学会賞授賞式が行われました。受賞者は次の方々です。おめでとうございます。
なお、各賞の推薦理由は、「生物教育」第53巻、第4号に掲載予定です。
【功績賞】 片山 舒康 会員(元東京学芸大学)
【論文賞】 片山 豪 会員(高崎健康福祉大学)
対象論文:「セントラルドグマを体感する高等学校生物実験の開発と実践-コムギ胚芽無細胞タンパク質合成計を用いて転写、翻訳を可視化する-」第52巻 第4号 pp.165-177(2012)
【奨励賞】 向 平和 会員(愛媛大学)
成田 智哉 会員(利府町立菅谷台小学校)
引き続き、2011年度下泉教育実践奨励賞授賞式が行われました。本賞は、2011年1月の第92回全国大会(兵庫大会)で小・中・高校等での工夫や独創性に富んだ優れた教育実践を発表した以下の5名の会員が受賞されました。
・大村 千博 会員
:地衣類ナミガタウメノキゴケの移植実験と大気汚染との関連調査
・小川 博久 会員
:生命を実感するマイウニ飼育の実践と生徒の意識の変容
・佐藤 紗智子 会員
:生命に対する探究心を高める効果的なデジタル教材の作成と授業実践-卵殻内培養を用いたニワトリの発生の継続的観察-
・藤枝 秀樹 会員
:高等学校生物における探究活動の在り方を探る-科学プロセススキルの育成をはかる実践 -
・山野井 貴浩 会員
:生物の共通性と多様性を「進化」でつなぐ-オリガミバードαと分子系統樹実習の併用効果-
なお、この賞は財団法人科学教育研究会からの寄付金によって運営されており、受賞者には副賞5万円が贈られました。