2013年1月13日,日本生物教育学会全国大会(広島大会)で,生物教育サポーターによるワークショップを10ブース出展しました。
*スルメイカを用いるからだの構造学習 阪本典子(専門学校大阪医専)
*昆虫の血球による自然免疫の観察 中松 豊(皇學館大学教育学部)
*理科教育における生命理解と生命観育成―「ミジンコの観察」を通して―
岩間淳子(川崎市立看護短期大学)
*漬物を用いた微生物の観察 中道貞子(生物教育研究所)
*サケ卵の発生観察 早川雅晴(船橋市立船橋高等学校)
*超簡単ミクロトームの作製と楽しみ方 中村雅浩(成城学園中学校高等学校)
*光合成色素の抽出と薄層クロマト・ろ紙クロマトによる分離の実験
飯田勇次(玄海地区海藻研究会)
*小・中学校での植物観察実習、中学校での生物の分類・進化に関する授業を支援するHTML資料集
広瀬祐司(大阪府教育センター)
*聴覚における音の増幅機構の説明モデルと蝸牛への音の伝導と正円窓の役割の説明モデルの演示 村田公一(日本聴能言語福祉学院)
*手作り簡易拡大装置 竹下俊治(広島大学大学院教育学研究科)
各ブースには多くの方が立ち寄り,熱心に実習や実験に取り組む姿が見られ,盛況でした。ワークショップの中には,お土産として実験材料や器具の持ち帰りなどもあり,参加者から好評でした。
今回は生物教育サポーターの活動の一部を紹介しました。生物教育サポーターは,身近な自然観察の指導をしたり,学校の授業で取り上げられる実験観察の指導をしたりすることができます。皆さんの学校に出向いて指導することができます。また,教員研修や公開講座の講師を務めることもできます。ちょっとした質問にお答えすることもできます。
なお,学会員以外の方からの依頼も,学会員を通してお受けすることができます。また,事務担当宛にご連絡いただければ,ご相談に応じます。積極的なご活用をお願いいたします。