教科「理科」関連学会協議会(CSERS)は、日本物理教育学会・日本化学会・日本生物教育学会・日本地学教育学会・日本理科教育学会・日本科学教育学会の6学会が連携し、理科教育に関する課題について協議し、その振興に資することを目的としています。
毎年、シンポジウムを開催していますが、2019年は下記のように実施いたします。
記
1 テーマ
新しい時代への理科教育~これまでを振り返り、これからを展望する
2 趣旨
この30年間、平成元年、平成10~11年、平成20~21年そして平成29~30年と、4回の改訂学習指導要領の告示があり、教育全体も理科教育も変遷してきました。新しい学習指導要領がスタートする今、これまでの理科教育を振り返るとともに、これからの時代を見据え、あるべき理科教育について共に考えていきたいと思います。
(事前申込は必要ありません。資料代として、\500を集めさせていただきます。)
3 日時
2019年5月12日(日) 13:00~17:00(12:30~受付)
※今年度初めて、日曜日の開催となります。
4 会場
化学会館(7階ホール)
東京都千代田区神田駿河台1-5
(「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩3分)
5 プログラム
(1) 趣旨説明 13:00~13:10
CSERS議長 縣 秀彦(日本科学教育学会理事/国立天文台准教授)
(2) 講演Ⅰ 13:10~13:40
科学教育の観点での振り返りに基づくこれからの理科教育
中山 迅 氏(日本科学教育学会会長/宮崎大学教授)
(3) 講演Ⅱ 13:40~14:10
戦後生まれの「地学」のこれから
久田 健一郎 氏(日本地学教育学会会長/筑波大学教授)
(4) 講演Ⅲ 14:10~14:40
「平成」という時代における理科教育の変遷~学習指導要領から見えてくるもの
田代 直幸 氏(日本生物教育学会理事/常葉大学教授)
<休憩 14:40~15:00 ※休憩時間に質問用紙を回収させていただきます。>
(5) 総合討論 15:00~16:50
指定討論者:
宇田川 麻由 氏(日本理科教育学会/筑波大学附属駒場中・高等学校教諭)
大山 光晴 氏(日本物理教育学会理事/秀明大学教授)
後飯塚 由香里 氏(日本化学会/東京都立駒場高等学校 指導教諭)
フロアの皆様からのご質問・ご意見
(6) まとめ 16:50~17:00
※なお、終了後、情報交換会を行います。参加費1,000円です。当日受付でお申し込みください。
問い合わせ先
日本生物教育学会 都築 功(goodbye.tamakou●gmail.com)(●を@に)