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一般書籍紹介

2011年7月20日

『川』が語る東京 人と川の環境史

東京の川研究会編「『川』が語る東京 人と川の環境史」
山川出版社(2001.12)¥1,600+税 
早崎博之(東京都立墨田川高校)ほか編集・執筆
柏倉正伸(東京都立日本橋高校)、京本 隆(東京都立羽村高校)、
佐藤良徳(東京都立鷺宮高校)ほか執筆


1997年、「東京の不思議事典」(上・下)が新人物往来社から出版された。執筆者の多くは東京の都立・私立高校の教員および博物館学芸員であり、専門とする分野も歴史・文学・生物・地理・地学など多彩なメンバーで構成されていた。
出版後、そのメンバーの間から、今度は「東京の川」を素材として、専門分野の異なる者がそれぞれの分野からのアプローチを試みたのが本書の成立事情である。
編集委員の一人がまとめた本書の基本コンセプトには、「東京の川を素材としながら人と川の歴史をたどり、より暮らしやすい21世紀に向けての環境問題を考える糸口を探る。一般読者にとっての生涯学習、地域フィールド学習などの手引きとして、また中学生、高校生にとっての環境学習・総合学習などの手引きとして、活用できる内容とする。
さらに川を一つの散歩道と見立て、この本をもって川辺に出かけるためのガイドブックとしたい。」とある。
(「あとがき」より抜粋)

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