第18回CSERSシンポジウムのご案内

テーマ「新学習指導要領は中学校理科教育をどう変えるか」

新学習指導要領に基づく中学校理科教育ではどのような学力を身に付けさせなければならないのかについて，精力的に教育現場を巡り，全国学力・学習状況調査の調査結果などを基にメッセージを発信されている国立教育政策研究所の田中保樹氏から「中学校理科における指導の改善－全国学力・学習状況調査の結果を通して－」をテーマにご講演をいただく。その後，中学校で実際に教えている立場から，新学習指導要領の本格実施後の授業の現状と課題や教科書の内容と使い勝手などについて，4氏より報告をいただき，ディスカッションをおこなう。最後に総合討論では講演，パネルディスカッションをもとに論議を深め，今後の中学校理科教育を充実させる方策を考えていきたい。

期　日　：　2013(平成25)年5月18日(土)　12:50～

会　場　：　日本化学会館講堂ホール (日本化学会館７階：東京都千代田区神田駿河台1-5）

プログラム

趣旨説明　CSERS議長　下井　守（日本化学会）            　　　　 12:50-13:00

講　演　「中学校理科における指導の改善

                             －全国学力・学習状況調査の結果を通して－」　　　 　　　13:00-14:20

                      文部科学省 国立教育政策研究所 教育課程研究センター

                                       研究開発部 学力調査官・教育課程調査官：田中 保樹 氏

     ＜休　憩    14:20-14:40＞

パネルディスカッション：司会 縣　秀彦　(日本科学教育学会)         14:40-16:00

    公益社団法人日本化学会　和洋女子大学九段中学校高等学校　　中込 真 氏

    日本物理教育学会　　　　千葉県浦安市立堀江中学校　　　　　山根 津喜子 氏

    日本地学教育学会　　　　江戸川区立松江第一中学校　　　　　宇田川 功 氏

    日本生物教育学会   　　 　群馬県みどり市立笠懸南中学校　　　岩田 眞樹子 氏

総合討論                                                 　      16:00-17:00

＊参加費は無料で,事前登録の必要はありません。