トップページ > 一般書籍紹介一覧 > 巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト

一般書籍紹介

2016年5月10日

巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト


武村政春
巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト
講談社ブルーバックス (2015.2.20) \860+税

2003年、アメーバの細胞内に不思議な生き物らしきものが発見された。はじめ細菌と思われていたが、rRNAが存在しない、つまり自分でタンパク質を合成できない巨大なウイルスであることが分かった。その後、巨大ウイルスの仲間が続々と発見されてきた。巨大ウイルスの遺伝子解析が進むにつれ、自ら「複製」と「転写」の遺伝子を揃えており「翻訳」以外の過程を遂行することができることや、小さい細菌なみのゲノムサイズをもち、数百個以上ものタンパク質をつくる遺伝子数をもつこと、カプシド内に脂質二重膜をもつことなど通常のウイルスとも全く異なっている。このことから、巨大ウイルスを「第4のドメイン」としてはどうかという提案がなされている。本書は、このような最先端の巨大ウイルス研究の話題を紹介しながらも、ウイルスの特徴や3ドメインについて基礎的な解説を分かりやすく書いているので、非常に読みやすくなっている。

当ページでは、著作権等に抵触せず書籍などの表紙画像を掲載・紹介させるため、アフィリエイトプログラムを利用しています。 リンクをクリックすると書籍販売ページへ移動しますが、リンク先ウェブサイトについては一切保証いたしません。リンク先ウェブサイトのご利用にあたっては、各ウェブサイトの利用条件に従ってください。