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一般書籍紹介

2012年7月30日

ハエザワ先生の理科教室 生物時計と子どもの生活リズム


相澤信 著
「ハエザワ先生の理科教室 生物時計と子どもの生活リズム」
文芸社 2011.7 ¥1,400+税

著者である相澤信先生は,長年,宮城県の公立高校で教鞭をとってこられました。在職中からイエバエの研究に取り組み,2006年にはイエバエの羽化及び行動の研究で博士号を取得されています。退職された現在も,自らの研究に基づいて「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを多くの人に伝えようと講演活動に活躍されています。
本書は,相澤先生が在職中に生徒たちに取り組ませたグループ研究の紹介に始まり,イエバエの行動リズムについて解説,生活リズムの大切さを訴えています。最後には,東日本大震災後のことに触れ,大変な状況でも,イエバエに変わらぬ愛情を注ぐ先生の人柄がにじみ出ています。教員だけでなく,多くの学生さんや保護者の皆さんに,是非,読んでほしい1冊です。
(以下,帯の内容紹介より)
ハエは,ともだち。付き合ったのは約180万匹。ハエの研究に熱中し,生徒ともに飼育と実験に一喜一憂。その実験には,ヒトが失いつつある生き物としての能力を,ハエたちから学ぶための貴重なヒントが含まれていた。生きることの喜びと大変さ,その授業のエッセンスを凝縮した。理科なのに泣ける一冊。

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